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セキレイの巣を守りながら工事をしています!
5月の安全パトロールに廻っている時のこと。
佐見の一番奥にある有本治山の現場に行くと、えん堤の上で小鳥が
ピーチクパーチク私たちに向かって何か訴えている様子でした。
すると、現場監督の丹羽さんが「親が騒ぎだしたな」と一言。
何のことかと思っていると、同じく監督の田口さんが、
「ここにおるわ」と長い平らな木を差し出しました。
よく見ると、木の先端に鳥の巣があり、中にたまごが…
話によると、セキレイが現場内に巣を作り、たまごを温めていたの
ですが、作業が進むうちに巣を壊してしまいそうだったので、作業
中は避難させて、夕方巣を戻して帰っているとの事でした。
私たちの仕事は、自然を壊して公共物を作らなければいけませんが、
自然は人間だけのものではなく、共存していかなければいけません。
そのことをいつも大切に行動してみえるお二人に頭が下がる出来事でした。
☆キセキレイ(参考)☆
☆キセキレイのたまご☆
☆現場の写真(〇印に巣あり)☆